2016年7月7日木曜日

口腔ケアについて

 田中外科通所リハのブログをご覧のみなさま、こんにちは!(^^)!本日は言語聴覚士より、口腔ケアのお話をさせて頂きます!
 
 
口腔ケアについて

 

おいしく安全に食事をするためには、お口を清潔で健康な状態に保つためのケアが大切です。このケアのことを「口腔ケア」と言います。

 口腔ケアには、「機能的口腔ケア」と「器質的口腔ケア」の2種類があります。

 

機能的口腔ケア

目的
口腔機能(話す・食べる・表情を作るなど)を維持・増進させる。
内容
・呼吸・発声
・顔面や舌の体操
・唾液腺のマッサージ   など

 

器質的口腔ケア

目的
口腔内の食物や歯垢、ウイルスや細菌を除去し、虫歯や歯周病、誤嚥性肺炎を予防する。
内容
・歯ブラシによる歯磨き
・歯間ブラシや糸ようじによる歯間清掃
・義歯の洗浄
・舌ブラシによる舌の清掃
・うがい         など

 

虫歯や歯周病、口腔内の乾燥により口の中の機能が低下してしまうと、食欲が低下し、低栄養状態になり、免疫力が低下してしまいます。

たかが歯、たかが口の中と思っていると、全身に大きな影響を及ぼしてしまいますので、しっかりとした口腔ケアが必要です。

口腔ケアのメリットは、おいしく安全に食事をするだけではありません。

口臭予防、発音の障害の改善により、他者とのコミュニケーションの機会を増やします。

このことが、脳機能を活性化させ、生活の質の向上にもつながっていきます。

 最近では、認知症の予防にも効果的であるとも言われています。

 

田中外科の通所リハビリテーションでは、この2つの口腔ケアに力を入れています。

機能的口腔ケアは、すべての利用者様に、食事の前の準備体操(嚥下体操)という形で取り入れています。

より専門的な機能的口腔ケアや、器質的口腔ケアは、必要な方に、言語聴覚士が個別に実施させていただいています。

 

口腔ケアを正しく行い、おいしい食事と生活の質の向上を目指しましょう。

2016年7月5日火曜日

職員による買い物リハビリ体験 



梅雨空の中、買い物カートで近隣のスーパーへ




傘をさしながらの運転は危険なので二人一組で行くことに


カートの操作は、道中の傾斜や凹凸に注意すれば、膝や腰の負担なく歩いていけます。












店内では実際にカートを使って買い物を楽しみました。




膝が痛い人だったらどうするか?

肩が痛い人だったらどうするか?

など話し合いながら買い物を進めていきます。


広い店内も、このカートがあれば、楽に回れます。








それでは会計です。



カートから買い物カゴは店員さんがレジの上へ載せてくれます。


みんなで楽しく買い物をしていると、思わずたくさん買ってしまいますね。


このように、カートを使っての買い物リハビリでは、膝や腰の負担が少なく、実際のお店で買い物をしながら練習ができることが最大の特徴です。

楽しく練習しましょう!!