今回の参加に至った訳は、当施設の三苫が長崎へ医療法人白十字会介護老人保健施設「サン」さんに見学にいって研修まで受けさせてもらったのがきっかけで パワーリハビリの重鎮であり主催のパワーリハビリテーション研究会西九州支部長でもある石橋先生から声をかけていただき実現しました。
まず午前中の部は周知のパワーリハビリをうまく導入することにより成果が得られている事実をその根拠をもって解明すべく様々な面からパワリハを見つめなおした発表が各事業所からありました。 九州の施設はレベルが高い話をされていてびっくり! 質疑応答では2,3の質問をさせてもらいました。
そのまとめとして石橋先生がご自身のパワーリハへの取り組みや今後のパワーリハのあり方、各論として心臓リハや癌末期の緩和リハにパワーリハを用い成果を上げているという事を運動生理や生化学まで踏み込んでその根拠を科学的に解説して下さりました。
直接話をさせてもらいましたが本当に情熱も愛情も熱い先生です。 これからはパワリハにおけるエビデンス(根拠)をどんどんつけて頑張って行かねばならんと渇を入れられました。
続いて昼からは[ダートフィッシュ]のお勉強
ダートフィッシュとは、魚とは関係なくスイスのダートフィッシュ社が開発した動作解析ソフトの事で撮影した映像から角度や距離、時間が計測できるだけでなく、動きの軌跡まで見られるという優れもの。そういえば最近よくF1とかで2選手のコーナリングの軌跡を合成画像化して比較するシーンがテレビでも一般的だ、あれの事だ!
スキーや陸上競技から水泳、球技などありとあらゆるスポーツ(もちろん、スポーツ以外にも)に応用でき、例えば水泳などでは飛び込みの際の角度や入水地点までの距離、着水までの時間などを記録して、それを画面に合成し実際に比較して選手の指導に利用しているのだ。
介護の分野だと例えば立ち上がりの動作が正常者と片麻痺などの障がい者とどのように違うのか、どのようにサポートすれば効率的に指導、実施できるのかを頭の位置、体幹、手足の角度をそれぞれの映像を重ねられる機能を使って違いを研究していける。
介護の分野だと例えば立ち上がりの動作が正常者と片麻痺などの障がい者とどのように違うのか、どのようにサポートすれば効率的に指導、実施できるのかを頭の位置、体幹、手足の角度をそれぞれの映像を重ねられる機能を使って違いを研究していける。
今回はその模索中の段階で、介護における立ち上がり介助の仕方、麻痺の人の立ち上がり動作の解析等、これは面白い!の段階だった。
これは番外編
やっぱり九州って食べ物安いし美味しいし、こちらの方でも結構堪能してきました。
これがイカの躍り食い
博多名物もつ鍋
ご馳走様でした!
By 院長