2012年1月27日金曜日

学習療法シンポジウムIN神戸 パート2

学習療法シンポジウムIN神戸では、多くの事例を聞かせて
頂きありがとうございました。
当施設では、2007年、夏 スタートした学習療法
「その人らしく」をいつも心において学習療法を実施してきましたが、
年月を重ねていく中で、学習者の様子やMMSE.FABのスコアの記録
方法を試行錯誤してきました。
この度のシンポジウムで、何か良いものは、ないかと。
期待しての参加でした。
会場の中の展示物を、じっくりと見ていたところ、
半年ごとにMMSE,FABのスコアの記録された用紙を見つけました。
MMSE,FABのスコアと、その時の学習者の様子が記録され、
更に前回からの課題に対して達成、変化なども同じく記録されていました。
学習に関わっているスタッフ以外のスタッフにも、現状を分かりやすく
伝えることが出来ることが魅力でありました。
展示物の記録をメモにとっていますと、私に大変丁寧に説明を
して下さる女性があらわれました。
その方が記録方法を考えられたそうです。
メモをとっていた私に、「データーをおくりますよ。」と、名刺までいただきました。
ところが、その方の施設は、当施設が学習療法を導入する前に
見学に行かせて頂いた施設であったそうです。
その時のブログが下記です。

2007年6月14日木曜日



三重県の通所施設を視察

より良い介護サービスを目指して院長、三苫、藤井の3人で三重県伊勢市にある介護予防、自立支援に向けて真剣に頑張っておられるU施設に視察に行って来ました。

ここの施設の売りは当院と同じパワリハともう一つ学習療法という物に取り組んでおられる。学習療法とは算数やもの書き、読み等の勉強をし頭を活性化することで認知症になるのを防いだり、認知症においても学習することにより回復させる一つの方法とのことです。
この療法は最近少しづつですが普及傾向にあり全国の例では学習のレベルが徐々にあがり中には大学受験レベルの問題をこなす方も出現したとか?
この施設も個々のレベルにあったこのプログラムをするのが面白いという利用者さんの声を聞くことができました。


当院でもより良い利用者様へのサービスとして導入を考えているところです。
また、今回の視察では自分たちの施設をより良い施設にするためにはまだまだ努力が必要!と実感させられた1日でした。

上記の時と今回も重ねてお世話になりました。
ありがとうございました。
                               学習療法士 F嶌